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擬似PL制移行について 擬似PL制以降にあたって以下のことを確認する。 ●目的 「GTFが目指す経営者の視点を持った「オーナーシップ型リーダー」育成」 〜自分自身の作業のみを重視する部分最適ではなく、会社全体の目的や動きを理解し、その目的達成のためにチームや自分が動く全体最適を常にベースに考える必要があるから〜 ●前提 1.会社は自営業(ひとりよがり)の集まりではない 会社組織で運営されている以上、会社の意思決定に基づく大前提を「受け入れ」た上で、その大前提に基づくアウトプットのスピードと質を高める努力をする。大前提に善し悪しはなく、方針を理解せよ。その大前提に基づいていかに運用のところで最善策をとれるか、ということにこそ深い議論をすることに集中する。 2.会社はゲームではない 会社では、最低限すべきことと、プラスαの付加価値仕事の2つに分かれる。最低限すべきことを満たさずにプラスαを作っても評価はマイナス。基本的な原理原則の記述で誤りがある書籍でプラスαを述べたところで意味はなく、むしろ会社を揺るがすダメージを与える。その軽率な意思決定で会社の信頼を失ってしまうことを真剣に認識せよ。 3.会社はサークルではない 会社において、個人は「しなければならないこと」と「したいこと」を見つけるべき。しかし、「働かざるもの食うべからず」。しなければならないことを十分しない段階でしたいことを主張しても聞き入れられない。会社は各自が「すべきことを本当に100%こなせているのか」を十分自問した上で発言、行動に移す大人の組織であることを認識せよ。 ●【おまけ】自分を成長させる「気づき」 最後に、「どの程度、他人と差別化できるか」が唯一の自分の評価ポイントであることを常に認識し、自問自答せよ。比較対象は優秀な学生でも普通の社会人でもなく、「優秀なビジネスパーソン」。優秀な人は、時間をかければたいてい「最善の意思決定」や「アウトプット」をつくることができるのはあたりまえ。他の「優秀な人」よりも、いかにスピーディーに、そしていかに深堀したアウトプットが出せるか、という「程度の差」が唯一の「自分の差別化ポイント」である。そのために何が必要かは「自分」が考えるべし。
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